INTERVIEW

【2017 Red Bull 3Style Japan チャンピオン】 DJ RINAインタビュー!

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RedBull 3Style Japan Champion 2017のDJ RINAさんにインタビューさせて頂きました。

RedBull 3Styleの裏話やDJプレイに対しての姿勢など、ここでしか聞けない話が盛りだくさんです。お楽しみください。

 

●DJを始めてから今現在に至るまでのキャリアを教えて下さい。

17〜18歳くらいの頃に地元の仙台でDJを始めました。
7年くらい仙台でDJをした後に上京して、その後は約7年続けて今に至ります。
お恥ずかしい話、DJを始めたきっかけは、当時クラブに好きな人がいたから(笑)
クラブに行ったら好きな彼に会えるっていうのもあったし、当時はわたしのいとこがクラブでDJをしていたので、
自分も演者というか、出演者側になれば少しは彼に近付けるんじゃないかなっていう考えもあって。
それまでもHipHopは聴いていたんですけどね!
あるあるっていうか、「モテたい!」っていう気持ちも若干あったのがきっかけっていう、少しお恥ずかしい話です(笑)

●昨年KING∞XMHUで行われた、Red Bull 3Style Japanのファイナルで優勝された際の心境をお聞かせ下さい。

信じられない、っていうか、「あっ、やっと優勝した・・・」っていう心境でした。
というのも、去年で3度目の挑戦だったんですが、あまり表に出さずとも、自分の中で「絶対優勝したい」っていう気持ちがあったんです。
だから、やっと3年目で達成できたっていう部分が大きかったですね。

優勝後は、特に自分の中でのDJすることへの向き合い方・想いなどは変わらなかったですし、クラブDJとしての想いにも特別大きな変化はなかったです。
ただ、優勝できたからには自分の今後にそれを繋げていかなきゃ意味がないので、そこの意識をどう変えるか、っていうのはすごく考えましたね。
「優勝したから終わり」だとダメだし。
そこは正直、今でも悩んでいますね。


●その後のRed Bull 3Style WorldFinalにてGlandFinal進出という快挙を成し遂げられましたが、その時の心境を教えて下さい。

まず、2日目に出場した予選で負けてしまったんですけど、その後「ワイルドカード」っていう形で生き残ったんです。
実際わたしは予選で1度負けてしまっている訳ですし、そうなったことでポーランドのお客さん達も期待してくれていたんですけど、逆にそれがプレッシャーでした。
自分自身の「残りたい」っていう気持ちと、期待してくれている人の気持ちに応えられるかどうかの不安と、どっちなんだろうって。
そこのプレッシャーに負けそうになってしまいました。
本来なら、ワイルドカードの枠を頂いた段階で切り替えるべきだったんですが、やっぱり何よりも一番プレッシャーを感じてしまいましたね。
じゃあ実際にワイルドカードが発行されました、さあやろう!ってなったところで、リハーサルが発表の3時間後くらいだったんですよね。
それで、どうしよう?って考えた時に、自分も10年以上DJをした上で3Styleで3年間出場してきているけれど、やっぱりクラブDJとして、自分らしさを出せることが何かあるか?って思ったんです。
3Styleも新しいものを求めている訳だし、じゃあもうクラブDJらしくやっちゃおう!って結論に至りました。
プラス、去年までは同じルーティンでプレイしている出場者が多いイメージだったので、クラブDJとしてはそういうプレイもしたくない・常に新鮮なものを取り入れたいっていう気持ちがありました。
それで、FinalではクラブDJとしてのプレイスタイルを貫きました。

本当に色々な経験をこの大会ではさせて頂いたと思います。
予選を終えてからワイルドカードが発表されるまでの2日間とか、とにかく一番大事だったのはメンタル。
そこでどうメンタルを鍛えるか、マインドコントロールじゃないですけど、「自分は絶対残るんだ!」って思いこまなきゃいけなかった。
日本に帰ってきて、「史上二人目の女性のワイルドカードおめでとう!」って言ってもらえることもあるんですけど、
わたし自身としてはやっぱり、色々な反省点もあったなって思います。

●普段プレイする際、選曲はどのようなことを意識して構成されていますか?

選曲は、お客さんがどういうものを求めてるか考えていますね。
仮に1時間のプレイ時間だとしたら、その時間でどれだけ盛り上げようかな、とか。
例えば、お客さんに合わせるプレイと自分のやりたいプレイ、どんな割合で進めようかな、って。

●普段のプレイの中で、一番ご自身が大切にされている事は何ですか?

やっぱり、グルーヴ感。
わたし自身よくクラブに遊びに行くので、いろんなDJさんのいろんなプレイを見るんですけど、遊びたい・お酒飲みたい・踊りたい、って色々な感情になった時に、グルーヴが良いとその気持ちがもっと昂る気がするんですよね!

●ご自身の思い入れのある曲を一つ挙げるとしたら?

いっぱいありますね(笑)
ここ最近で言ったら、3Styleの時も使ったんですけど、NASの『You Owe Me』のFS GreenのRemixです。
わたしの中で2年くらい前からのテーマというか、彼のMixやRemixがすごく好きなんですね。
初めて彼のDJMixでこの曲を聴いた時に、「なにこれ、なにこのRemix!」ってなって。
だけど、色々なサイトを捜してみてもどこにも無くて、本人のInstagramのDMで直接問い合わせてみたんですよね。
「わたしは東京でDJをしてて、あなたのこのRemixを買いたいんですが、どこにありますか?」って。
まあ当然ながら全然DMの返信がこなくて。
けど、2か月くらい後にG-Mailの方でメッセージが送られてきて、「コンタクトしてくれ」って言ってくれたんです!
それで再コンタクトをとったら、彼が音源をくれたんですよ。
もしかしたら日本でこのRemix持ってるの、わたしだけなんじゃないかなって思って。
彼の曲もグルーヴも好きだし、3Styleに出場したら絶対これを使おうと決めていました。
絶対審査員もびっくりするだろうし、それだけじゃなく自分にとってもすごく大切な曲だから。

彼が日本に来た時も、わたしが優勝した後だったので、出場時の動画を見せて「使ったよー!」って(笑)
そんなこんなで、この曲にはすごく思い入れがありますね。

●今現在、様々なソフト・デジタルな機器でプレイするDJが増えていますが、そういった機材選びの際に大事にすべき点について、今後DJを始めていく人たちや、機材を変えようか検討している人たちへのアドバイスはありますか?

わたし自身、どちらかというとアナログタイプだし、新しい機材とかに鈍いんですが、
時代的にはソフトも機材もどんどんここ数年で進化してきてますよね。
針のないターンテーブルだとかね。
そんな中で、色々なものを試すのはもちろん良いと思うんですけど、
自分に合ったものをしっかり見つけた方が良いのかなっていうのはやっぱり思います。
新しいものにどんどん変えていくのは良いことだし、海外のDJさんもどんどんゲットしてUPして、ってしてるし。
だけどそこで、やっぱり自分に合ってないと良いプレイもできないだろうし、DJするのも楽しくないんじゃないかな。
わたしも、ミキサーを新しいものにしたのは去年とかの話だし。
「自分にとって良いものを見つける」っていうのを重視して欲しいですね。

●ご自身の今後の展望をお聞かせ下さい。

色々あるけれど、まずはクラブDJを続けながら、色々なことをシェアできる人になりたいなと思いますね。
自分の意志が感じられなかった面っていうのがここ何年間かで結構あるんですが、そんな中でも、Red Bull 3Styleの中で感じた事も少なからずあるので、それを他のDJさんにもシェアしていきたいです。
DJのスクールも今やっているんですけど、DJの面白さをもっと伝えていきたいです。

 

 

■DJ RINA

RedBull 3Style Japan Champion 2017
RedBull 3Style World Finalist 2018

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