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【”Future Jack”の生みの親!】D.O.D独占インタビュー!

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【”Future Jack”の生みの親!】D.O.D独占インタビュー!

 

D.O.D(ディー.オー.ディー)はイギリス出身のDJ&Producerで、今世界中で注目を集めているアーティストです!

今回CM.JPは4/27 「SINKA at WOMB Tokyo」、4/28 「GIRLS GIRLS at Riviera Sapporo」にスペシャルゲストとして来日したD.O.Dに独占インタビューをさせて頂きました!

D.O.Dについての詳しい紹介はコチラの記事をご覧ください!

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【独占インタビュー特別企画】 “Future Jack”の生みの親!D.O.D特集

【”Future Jack”の生みの親!】D.O.D Interview !!

 

◇前回の「GIRLS GIRLS」から二回目の札幌ですが、札幌の印象はどうでしょうか?

札幌の人は本当にいい人ばかりで、ここにいる人と出会えて良かったよ。
あとは食。食文化が本当にAmazing!

前回来たときは凄く寒い時期に来たけど、今回は少し暖かくなって、また違う札幌を見ることが出来たね。

 

◇多くの主要レーベルから曲を排出したり、成功を収めているD.O.Dさんですが、成功に至るまでのプロセスをお聞きしたいです。

元々その時流行っている音楽だったり、それに近いものを作るように努力していたんだけど、結局そこじゃないと気付いて、やっぱりオリジナルのものを作っていこうと思った。
そしてオリジナル楽曲を作って、徐々に売れていったかな。

自分のオリジナリティを追求して、その結果出来たのが”Future Jack”っていうジャンルだね。

 

 

◇海外のクラブと日本のクラブとの違いはありますか?

まず日本と他のアジアの国々の違いとして、日本はそもそもダンスミュージックを聞く文化があって、その分他のアジアの国よりオーディエンスも盛り上がりやすい印象があるね。
ダンスミュージックの文化の浸透は、アジアの中ではヨーロッパに一番近いんじゃないかな。

 

◇フェスなどの大きな舞台と、クラブなどでのプレイをする際に感じる違いはありますか?

まずフェスの場合は時間が短いのと、ただ盛り上げるだけで終わりなんだけど、クラブでのプレイに関しては展開を作っていくこと、そこが何よりも大きい違いかな。

やっぱり質の良いクラブだと、DJ達が場の展開を作るのも上手いしね。

 

 

◇フェスやクラブでのプレイでダンスフロアの高揚感をキープしながら進んでいくセットは、どのようなことを意識して作られていますか?

まず一番気にしているのは自分がやる時間帯で、まだ僕もメインだけでプレイが出来るわけじゃなくて、ヘッドライナーの前にやるときもあるから、そこは気にしているかな。
その時によって基本自分の曲を掛けるようにしているんだけど、その時間帯によって早い時間帯はそんなに上げなかったりだとか、一番盛り上がる遅い時間帯はガンガン掛けたりだとか、場を読みながらグルーヴを作っていってるね。

 

◇自身の楽曲でリリースの度にユニークな手法が伺えますが、そのような独自のインスピレーションはどこから生まれるのでしょうか?

基本元から思いついているインスピレーションとかは無くて、その日起きてスタジオに行って、そこで思いついたことをそのまま形にするっていうのが僕の基本スタイル。

『Zipper』っていう曲も実際にジッパーの音をサンプリングした訳ではなくて、SERUMっていうソフトウェアのシンセサイザーで作った音がジッパーに似ていたので、そこから付けたんだ。
元々インスピレーションがあって作ったのではなくて、『Sixes』も本当にその日スタジオに入って思った事を元に作ったら2日で出来たから、元々考えていた訳ではないね。

 

 

◇ご自身が生んだ「Future Jack」というジャンルはどのような音楽を指すのでしょうか?

基本はジャッキン・ビートと、グルーヴィなサウンド、誰も使っていないような音色を見つけるのがFuture Jack。
あとはシャッフルリズムのようなハネ方、ジャッキンドラムと合わせるとグルーヴが出来る。
それが”Future Jack”だね。

 

◇初期の楽曲である『BANANAS』や『More Cowbell』では、ジャンプアップエレクトロハウスとして位置づけ、現在はご自身独自のジャンルであるFuture Jackへと大きく変わって行きましたが、その音楽性の進化で影響を受けたものはありますか?

その曲のPVはバカっぽくて面白いんだ(笑)
基本はベースのハネる部分は昔から変わっていなくて、ただそれを進化させて更にカッコイイ感じに作り上げたものがFuture Jackかな。

 

BANANAS

More Cowbell

 

 

◇ご自身の今後の展望についてお聞かせ下さい。

今度AXtoneから『Glow』という新曲が出るんだけど、今までとは少し違ってFuture Jackがまた進化した形で、ボーカルを主体にしてトラックを更にクールな感じにしているよ。
あと、Sander van Doornとコラボして貰って、Doorn Recordsからも新曲が出る事になったんだ。
ウケるかウケないかは分からないけど、常にFuture Jackというものを進化させていきたいと思っているよ。

 

◇最後に日本のD.O.Dファンへ向けてメッセージをお願いします。

日本のファンはいつも暖かく迎えてくれて、お客さんの反応も凄く良いし、今日もまた日本のみんなに会えて嬉しい。
この後盛り上げるのを楽しみにしているよ!

 


 

DJ・Producerとしての観点や、人気楽曲の製作時のお話など、素晴らしいインタビューでした!

実際にお会いしてみて、Mr.D.O.Dはとても丁寧な物腰で気さくに我々CM.JPクルーにも接してくださり、温かい人柄が伺えました。

We had a really good time !
Thank you so much , Mr.D.O.D !!

 

サインも頂きました!!

 

【D.O.D】

D.O.D(ディー.オー.ディー)はイギリス出身のDJ&Producerで、今世界中で注目を集めている。
Wall RecordingsやDoorn Records、Spinnin Recordsなど大手の海外レーベルから数多く楽曲をリリースし、更には世界三大フェスと呼ばれる「Ultra Music Festival」、「tomorrowland」にも出演を果たしている。

Axtoneからリリースした『Sixes』という楽曲は昨年のMMW(Miami Music Week)で最もサポートされた楽曲になり、”Future Jack“というNew Styleを流行らせ音楽業界に一石を投じている。

また常に業界トップに君臨しているアーティスト、Axwell、Calvin Harris、Tiesto、Steve Angello、Afrojackなどからのサポートも手厚く受けていて、今最も勢いのあるアーティストの一人といえる。

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